台風19号VONGFONG(ヴォンフォン)が接近しています。
筆者も小さいながらランニングクラブなるものを運営しておりまして、「雨の日は休んだほうが良いですか?」という質問を度々いただきます。
結論、ただの雨なら走っても問題は無いのですが、雨でない日より当然リスクがありますので、個人のスケジュールとの相談・・という回答になってしまいます。要するにそのリスクを分かった上で、「それでも走りたい!」と思えば走れば良いわけです。
ということで、今日はその「リスク」の部分を少しまとめてみました。
まず、お風呂の準備を。
雨の日に走ると、手足をはじめ、身体が冷えてしまいますので、走り終わったらすぐに身体を温められるように、お風呂の準備(お湯を出す準備)をしておくことを強くお勧めします。
身体を冷やさない服装を。
よほど暑い日でもない限り、雨の日にTシャツ1枚で走りに出かける人は少ないでしょう。撥水性の高いアウターと、保温性の高いインナーを組合せ、身体を冷やさないよう配慮しましょう。
また、撥水性があっても時間とともに染み込んで来ることもありますので、すぐに帰宅できる(又はシャワー設備などの場所に戻れる)範囲でコースを選びましょう。
余談ですが、目に入る水を除けるにはサングラスより帽子のほうが良いです。やってみると分かりますが、サングラスは上から普通に雨が入ってきます。
交通事故にはいつも以上に注意!
雨天時は車からも、歩行者やランナーの認識率が悪くなります。暗いときはなおさら・・というはほとんど気がついてもらえません。
上記のように、帽子を被って視界を確保することは事故の予防にもつながります。
ペースはゆっくりと!路面は意外と滑ります。
ランニング専用の靴を履きましょう。それでも路面は結構滑ります。アスファルトはまだ滑りにくいほうですが、石畳、白線の上、マンホールなどを識別しづらくなります。
滑りやすさはペースに比例します。ゆっくり走ればリスクはかなり減らせます。
雷が鳴ったら外で走っちゃダメ!
当たり前ですが、雷が鳴ったら外に出てはいけません。ランニング云々の前に、外に出てはいけません(大事なことなので二回言いました)。
雷で亡くなる方のほとんどが「側撃」によるものです(側撃:落雷を受けた物や人の近くにいると自分にも電気が移ってくる)。万が一、走っている最中に雷が鳴った場合、木陰などに隠れることは危険です。
建物の中に避難するなど、安全な場所に移動しましょう。
台風のときは外で走っちゃダメ!
風が強いときは、結構色んなものが飛んできます。傘やビニールなら怪我する程度で済みますが、看板や屋根の破片なんかが直撃したら、あっというまにTHE ENDです。
強風が始まってしまったら、室内でのトレーニングを模索しましょう。もちろん、アーケードや体育館などでジョギングをすることもおススメです。(移動中は注意してくださいね)
▼関連動画:台風直前に走ってきた(小山内裏公園クロカン)
まとめ
忙しい市民ランナーにとって、雨の日でもせっかく時間が取れたなら、走りたくなる気持ちは当然です。上手にリスクと付き合い、ランニングを楽しみたいですね。
でもやっぱり、晴れの日に走るのが一番!