日本のクロスカントリーコースをご紹介する「クロカンコース探訪」。
第9回は、管理人がずーーっと行ってみたかった峰の原高原クロスカントリーコースをご紹介します。
スポーツ合宿の聖地、菅平高原からすぐの場所にあり、長距離ランニングのために整備された専用コースです。
関東の多くのランナーが走りに訪れるこのコースですが、実際に走ってみると、その人気の理由がよくわかります。
峰の原高原クロスカントリーコース
1周2kmのコースがメインですが、それだけでなく、様々な距離、種類のコースが整備されています。
1周2kmのメインコース
ほぼ全面が芝生で走りやすいコース。でも多少でこぼこがありますので、足元は要注意です。
大回りコースが2kmありますので、距離走などをやるにも距離を取りやすいです。
長い下りと下りがあり、フォームの修正を心がけながら走るのにちょうど良いです。
雨天時でも走れそうな全天候型コース
芝生コース2kmの外側を通る場所に敷かれたコース。
看板には「1周2km」とありますが、もう少し長いと思われます。
芝生コースとほぼ同じアップダウンが体験できます。クロカンコースといえば、悪天候時は路面がグチャグチャで走れない・・なんて状態が普通ですが、
このコースであれば、雨天時でも
- 高い標高
- アップダウン
- アスファルトより柔らかい路面
の中でトレーニングをすることが可能になります。雷には注意ですが。
全天候型コースは内側周回(0.4km)もあります。
通常のトラックよりかなりカーブがきついので、トップスピードでのトレーニングは難しいですが、直線を使ったトレーニングなどは十分使えそうです。
なお、この全天候コースはスパイク禁止です。ご注意ください。
木陰0.7kmコース
こちらは、炎天下でも走れそうな木陰コース。
外周コースよりも細かいアップダウンがありますので、ちょっと忙しいですが、そのぶん楽しく走れるコースです。
道幅が狭いことと、一周が0.7kmということもあり、長い距離走には向きませんが、ウォームアップやクールダウン、ちょっとしたジョグなどに使えるコースです。
あらゆる状況に対応できる素晴らしいトレーニング環境!
総じて、この施設は「あらゆる状況に対応できるトレーニング環境」だといえます。
普段は外周2kmのコースを使いトレーニング。
雨が降ったら全天候型コースへ。
日差しが強すぎて暑い時には木陰コースへ。
「せっかく走りに来たのに、天候不良で走れなかった!」なんていう心配が不要な、素晴らしいクロカンコースでした。
▼コース紹介動画(YouTube)
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