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あこがれランナーズ<1>山地克徳氏①ランナーヤマジの生い立ち

      2016/10/11

この記事は2015年1月に掲載されたものです。
状況が変わったり、リンク先が変わっている可能性があります。

そこらへんに溢れているような、『有名大会一覧』なんていうサイトではないのがCityMarathon.jpであるように、市民ランナーインタビュー企画も、『速い市民ランナー』にスポットを当てるだけではないのが、このサイト。

あこがれランナーズと題して、市民ランナーに焦点を当てご紹介する企画の第1弾は、リスタートランニングクラブの山地克徳氏。

ウルトラマラソンを中心に、ランニングを『記録ではなく、心の底から楽しんでいる』山地氏。ランニングへの思いと、度重なる故障からの復活の軌跡を、お話しいただきました。

山地氏、登場。

山地克徳

――クールダウン中すみません。本日はよろしくお願いします。

山地:あ、何、もう始まんのや。笑

 

――もちろんです。忘年会まであと90分しかないので(※)。

山地:なるほど、了解、まぁ、僕はかまへんよ(^^)

変換 ~ IMG_8919

快く撮影に応じてくれた山地氏。軽快な関西弁がよく似合う。この男、実にさわやかである。なんかもう、悔しいぐらいに。笑

※インタビュー当日は、所属するリスタートランニングクラブの忘年会の日でした。午前中の練習を終え、午後の忘年会までの空き時間を利用して、インタビューさせていただきました。

 

まずは恒例の?企画説明から。と思ったら早速、山地氏より質問。

山地:ところで、これってどういう感じで載るん?

――タイトルは『あこがれランナーズ』です!

 

山地:あこがれ?・・僕が!?

――あ、はい。

山地:一発目やろ?

――あ、はい。

山地:なんで僕が一発目やねん! もっとすごいのおるやん(笑

 

――速いランナーに焦点当てるサイトなんか山ほどあります。だからこそ、CityMarathon.jpは、普通ならスポットの当たらないような、なんというか、とことん楽しく走ってる人に焦点を当てるんです。

山地:お、おう・・それ、喜んでいいんか?笑

 

――も・・もちろんさ(汗) まぁ、とにかく今回は、山地さんには好きなように語ってもらいますよ。

山地:緊張するなぁ。。

 

なんだか、質問と回答が入れ替わってるような気がしますが、細かいことは気にしない。笑

 

――とりあえず、始めますんで、なんかこう、インタビューっぽく、座ってみてください。

山地:こんな感じでエエかな?

変換 ~ IMG_8920

こういう企画に、まさか自分が登場する日が来るなんて・・と、緊張を隠せない山地氏。無事にフォーメーション?も確定し、インタビュー開始です!

 

長引く故障からの復活を遂げた2014年

――山地さんにとって、2014年は、まさに『故障からの復活の一年』だったのでは?

山地:ホンマにそうやわ・・。年明けにやっと走れるようになって。今ではもう、元気に走ってるよ。

 

――最初の剥離骨折は、確か2013年の8月・・でしたっけ。

山地:そう。あの高尾山でね・・

――コレですね

筆者撮影

山地:そうそう(笑)、かき氷食べて、帰り道、人を呼ぶために(※)引き返したら、滑ってまってなw

※実はこの時、山地さんは途中で捻挫をしてしまったランナーを助けるべく、引き返したのでした。困っている人がいたら迷わず引き返すところも、それを会話の中に全く出さないところも、山地さんの性格を表していますね。

 

――剥離骨折の後も、災難続きでしたね。

山地:11月にギプスが外れて、少しずつ走れるようになった矢先に捻挫・・ほんで12月にギプス跡に感染症・・・とまぁ、散々な秋冬やったわ。

 

――走れるようになったのは、いつごろからですか?

山地:ちょうど2014年1月中旬、ちょうど一年前ぐらいか。早いもんやなぁ。もう一年か。

――長い故障の間、諦めそうになったり、しませんでしたか?

山地:あったね。何度も(笑)。でも、故障は初めてじゃないし、1年以上かかるような故障は3度目やったから、初めての頃よりは、だいぶ楽に感じたよ。

※3度の故障からの復帰の軌跡については、後編にて掲載します。

 

――故障から復帰して、見事にサロマ湖を完走しましたね。

山地:あれは、ホンマに間に合わんと思った(笑)。でも、オトン(※)と一緒に走ると決めてたし、なんとか間に合わせなあかんと思って。でも、サロマに間に合わせたことで、その後のシーズンは色んな大会に出ることができて、良い一年やったなと自分でも思う!

2014年6月、サロマ湖100kmマラソンを完走した山地氏

2014年6月、サロマ湖100kmマラソンを完走した山地氏

※山地氏はお父様のことを「オトン」と呼びます・・が、便宜上以後は「親父」とさせていただきます。ゴメンねww

 

――私も、まさかあの時期から、サロマに間に合うとは思ってませんでした。笑

山地:せやろ?(笑)

 

――もう、痛みはないのですか?

山地:それが・・ないねん!!めっちゃ嬉しいんよ!!

――11月の上尾シティマラソンでは、自己新でしたね。

山地:あれは自分でもびっくりやった。めっちゃ調子よく走れてん!

 

散々だった昨年の秋冬とは対照的に、今年の秋冬は非常に充実したものになったという山地氏。今となっては美談かもしれませんが、復帰への茨の道は大変厳しかったはず。その原動力は、何だったのでしょうか。

 

みんなで楽しく走るのが好き。みんなが頑張る姿を見るのが好き。

――山地さん、そういえば、日体大記録会でよく、お見かけしますね。

山地:うん、まぁ、良く行くけど、出たこと無いで。

――あれっ、走ってなかったんですか!?

山地:知ってるやろww

 

※そうなんです、山地氏が日体大に現れる時は、たいてい、筆者か大黒選手の付添いです。そりゃぁ、よく見かけますよね。笑

変換 ~ IMG_6362

 

――ああいった、競技志向の大会に参加したいとか、思わないんですか?

山地:うーん・・・今はまだ出たいと思えんなぁ・・あれは、見てる方が楽しい。でもいつか、出れるようなレベルになりたいと思ってる。

――山地さんは、どんなレースに出るんですか?

ということで、山地さんに2014年参加したレースを教えていただきました。

11/23 つくばマラソン(応援)
11/16 上尾シティマラソン(ハーフで自己新)
10/25 日体大記録会(応援)
9/26 日体大記録会(応援)
9/21 駅伝パーティー
7/27 サマーナイトラン東京(駅伝)
7/26 バーニングマンレース(駅伝)
7/20 サマークロカン千葉
6/29 サロマ湖100kマラソン
6/15 日体大記録会(応援)
5/11 仙台国際ハーフマラソン
4/29 横浜駅伝
3/23 板橋Cityマラソン(応援)
2/23 東京マラソン(応援)

 

――ほとんど「駅伝」と「応援」ですね。

山地:こうしてみると、ホンマやな(笑)。でも確かにそう、みんなでワイワイ駅伝走ったり、みんなが頑張ってるとこ応援するんが、一番楽しいかも。

――でも、そんな中でも自分のレースではしっかりと結果を出す。かっこいいですね。

山地:うまい言い方するなw

 

山地さんの走歴は「25年」と意外に長い。

リスタート山地さん

――山地さんは、いつごろから走り始めたんですか?

山地:実はな・・・もう25年になんねん。

――意外と長いですね・・小学生からということですよね?

山地:そうそう、小3から走ってる。きっかけは、親父が走るの好きで、それにくっついて走っててん。

 

――山地さんと言えば、競技出身ではない、大人になってから走り始めた人のイメージでしたが・・・

山地:そう思うやろ?でもホンマは陸上部出身やねん。学生時代走ってたとか、あんま言いたくないねん(笑)

 

――学生時代から、陸上部だったんですか?

山地:そう、中学・高校・大学と陸上部

 

――え~意外!!(これは本当に知らなかった)

山地:インカレも出てるで

 

――ま・・マジで!?(筆者、意外すぎて固まるw)

山地:いや、せやけど、あんまりにも酷かったから、あんま言いたくないねん。

――これ、日本中に知れ渡りますけど。

山地:このサイト、そんな影響力ある?

――あっ・・そんなことないですorz

山地:まーここで一回しゃべって、そうすればみんな知ってくれるし、今後話す必要もないやろうと思う。

 

――そうですね「喋りたくないから、CityMarathon.jpに書いてあること読んで!」って言えばいいですもんね。というか、ぜひ、そう言ってください。笑

山地:(広報活動に)貪欲やな・・笑

 

挫折だらけの学生陸上部時代。

長い故障を3度経験したという山地さん。一度目の大きな故障は大学時代とのこと。まずは、その大学時代までの半生を語っていただきました。

――小学生の頃は、どのくらい走ってたんですか?

山地:小3の頃に親父と走り始めて、実はその年にレースデビューしてんねん。笑

山地小4淀川

たぶん真ん中が山地さん

 

――小3デビューとは早いですね。何キロくらいですか?

山地:大阪淀川マラソンの5kmに。

――小3で5km!?

山地:うん・・次の小4の時は10Kmに出てるw

――(ポカーン・・)

山地:小4の10Kmで59分22秒やった。ただ、双子の兄貴はもっと速くて、52分台で走ってたはずやで。距離合ってるか分からんけど。

――確かに、小学生の10Kmっていうと、60分が速いのかどうかは、よく分かりませんね。ただ少なくとも、小学時代に10Km走ってたランナーなんて、ほとんど居ないと思いますが・・

山地:そうそう、そのへんは、親父の影響をモロに受けてる。長い距離を走るんにも、あんまり抵抗感はなかったと思う。

122が山地氏、121が双子のお兄さん、中央がお父さん

122が山地氏、121が双子のお兄さん、中央がお父さん

 

中学~高校時代

――それで、中学生になり、陸上部に入部されたわけですね。

山地:そうそう。中学時代、結構頑張ったんやけど、1500mで5分15秒がベストやったわ。

中学時代の山地さん。右から二番目。

中学時代の山地さん。右から二番目。

――私と同じじゃないっすかw

山地:あ、ホンマに!笑 二人とも、素質ないなw

 

――その頃は、専門的な指導を受けていたのですか?

山地:それは高校からやな。高校ん時に、顧問の先生がインターハイ出てた人で、それなりに色々教えてもらったよ。『がんばれ』とか『負けるな』とか、今でいう”精神論”が多かったような気もするけど、それでもちゃんと教えてくれて、記録は割と伸びたよ。

――なるほど、高校時代のベスト、どのくらいまで行きましたか?

山地:えー・・言いたくないなぁ。一応1500mで4分45秒やってん。

――私と同じじゃないっすかw

山地:あ、ホンマに!笑 んで、5000mは18分50くらい。ハーフマラソンも走ったけど、ジョギングみたいな記録やったような気がする。

――でも高校からハーフですか、すごいですね。

山地:うん、やっぱり今思えば、長い距離には全く抵抗なかったんやと思う。

 

大学でも陸上部

――現在は東京にお住まいですが、大学は関西の方なんですよね?

山地:そうそう。陸上部、しかも結構ちゃんと活動してる陸上部に入ってたよ。

――ちなみに・・ベストは。

山地:やっぱ言うんやなww 5000mは18分30、ハーフは89分。チームのエースは15分台やったから、だいぶ遅い方やったと思う。故障も多かったし、公式戦に出たんは1~2レースやったかなぁ。

 

――その1~2レースについて、教えてもらえますか?

山地:実はな・・関西インカレのハーフなんよ。笑

――えっ?!めっちゃレベル高いですよね。

山地:そうそう。さっきの89分ってのが、そん時の記録で、ドべ2に周回遅れ(大阪城公園一周3km)にされてな。。ハーフだけ別日程やったから、後輩も全員応援来てるし・・最後の一周、僕一人やし・・・めっちゃ恥ずかしかったわ。

 

――よく棄権しませんでしたね。笑

山地:いや~~・・棄権だけはできへんよ。部員全員が、自分一人を応援しに来てくれてたし、辞めるわけにはいかんかった。ホンマに辞めたかったけどw

――応援って力になりますよね。

山地:うん、そん時にそれ実感した。苦しくてもバテても、応援されたらその条件の中で『なんとかせな!』って思える。応援が無かったら100%辞めてたと思うし、もっと遅いタイムやったと思う。

山地大学

 

現在の山地さんが、各地のレースで仲間の応援に出かけているのは、そんな経験から、応援の力を実感していることも大きな動機なのかもしれません。

 

実は、大学4年間は、故障によりほとんど、マトモに走ることが出来なかったそうです。それが先ほどの『大きな故障』の一つ目なんだとか。
以後のページでは、故障を抱えたまま大学を卒業し、故障が癒えるまでの3年間、そして、その後に待ち構えていた『大きな故障』について、お話しして戴きました。

 

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