11月3日に開催された「第25回ぐんま県民マラソン」は、群馬県下最大のマラソン大会ということで、県民総出で(?)大会を盛り上げてくれる、一大イベントです。
特に、上位に入った人たちへの待遇は手厚く、
- フルマラソン総合優勝者にはスバルのPLEO+(軽自動車)を贈呈
- 全種目8位までの入賞者全員に黒毛和牛のすき焼きセットが送付される
- 上毛新聞社の完全バックアップ(優勝者は特集記事、入賞者は顔写真)
などなど、上位を狙うランナーたちにとっては、とても美味しい大会です(味も気持ちも)。
そんなレースで、虎視眈々とトップを狙う二人がいました。
※「スバル」のプレオです。お詫びの上、訂正致します。
その1:フルマラソンでトップを狙う「ビジネスマン最速ランナー」松本翔さん
市民ランナー界ではおなじみのこの方。TEAM M×K主宰、日税ビジネスの松本翔さん。
市民ランナーでマラソン2時間13分台は破格の記録。
本も書いてます。東大式マラソンメソッド。みんな読んでね!
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その2:10Kmでトップを狙う「最速のエンターテイナー」齋藤拓也さん
フルマラソンで2時間17分台の記録を持つスーパー市民ランナーでありながら、なぜかメディアへの露出が少ないSAITAKU様。
トップを狙ったらトップで帰ってくる勝負強い男。色々な場面で大人の神対応を見せてきたイケメン。記録更新のため日々研究を続ける理論派。そしてみんなに優しい良い男。
おまけ:Citymarathon.jpシンボルアスリート(笑)大黒さん
今日は主役じゃないので、この人の説明は省略(笑
・・・。
そんなお二人(+α)の一日に密着させていただきました!
※皆様のご了承を得て、掲載しています。
朝はSAITAKUパパ号で仲良く会場へ
6:30 会場着。
今日は群馬が地元のSAITAKUが、実家から車で行くということで、途中で合流する形で、乗せていただきました。
SAITAKUパパ、SAITAKU、翔さん、大黒、管理人の5人で会場に到着。
スタートリストの確認。
受付を済ませると、スタートリストの確認です。
上位を狙うとか、自己新を狙うのとは違い、「優勝」を狙うのって、大変です。
速いライバルが一人いるだけで、その難易度は一気に上がります。
今日も、話を聞いてみるとベスト2時間18分台の選手がいるらしいんだとか。
拓也「でも今日は、実業団の人は居ないですから、チャンスですね!」
翔『確かに、そうだね。』
11月3日は東日本実業団駅伝が熊谷市で開催中。実業団選手は群馬県民マラソンに参加しないだろうと予想する二人。
ライバルは実業団選手・・結構すごいことを、サラッと話している二人です。笑
8:00 フルマラソンの部、スタート!
群馬の朝は早い。フルマラソンの部、スタートは朝8時。
先頭集団の様子を撮ってみました。
10kmももうすぐスタートだよ!
グラウンドでは、オオグロ選手がアップをしていました。
かつて(筆者も)リスタートランニングクラブでお世話になった「あらちゅう」こと荒井崇先生(上州アスリートクラブヘッドコーチ)と共に、みんなで仲良く走ります。
みんな、がんばりましょう!!
結果その1 SAITAKUが10kmで優勝したよ!
SAITAKUこと齊藤拓也さんが、10kmで見事、優勝を果たしました。
10/25大阪マラソン(2:23で10位)、10/31東京トライアルハーフ(1:11で仲間のアシスト)の疲れも見せず、見事トップでゴール。
31分56秒と、ご本人的には課題の残るレースだったそうですが、前半から先頭を走り続ける貫禄の勝利でした。
結果その2 松本翔さんがフルマラソンで優勝したよ!
フルマラソンの部では、翔さんが強風の中にもかかわらず2時間20分06秒という素晴らしい記録で優勝。
ご本人の中では、後半の向かい風の影響で20分を切れなかったことを悔やんでいましたが、大阪マラソン(2:16で4位)から中8日のスケジュールの中、見事な走りでした。
優勝あるある:インタビューとか取材とか
トップランナーあるある みんなを応援できる
速いランナーはフィニッシュも早い。
翔さんは、走り終えた後、表彰式までの間、仲間の応援のためにコースを逆走していきましたが、このあたりで応援されている人たちも100位以内、2時間50分ぐらいでフィニッシュしているんです。笑
走っているランナーもまだまだ「上位」なのに・・・
コース上で自分を応援してくれた人が、同じ種目のトップランナーだなんて、ビックリですよね。汗
お待ちかね!表彰式!
優勝者はもちろん、一番高いところで表彰を受けます(まぁ、そうだよね)
ぐんま県民マラソンの表彰は8位まで。年代別表彰は、後日郵送されるそうです。
優勝あるある 賞品が豪華・・?
優勝と言えば賞品!ですが、ぐんま県民マラソンの場合は、各種目1位~8位まで、全員が同じ賞品でした。霜降り和牛付きの、豪華なセットです!
そして「フルマラソン総合優勝」には。
冒頭でも書いたとおり、メイン種目であるフルマラソンの総合優勝者には、なんと自動車が贈られます。
「フルマラソン総合優勝」の表彰式は、各種目の表彰式の終了後に、別枠で実施されました。
でっかいカギ贈呈!!
もちろん、スポットライトを浴びるのはこの方、松本さん!
またインタビュー。
※お察しの通り、総合優勝とは「全体トップでフィニッシュした人」ですので、よほどのことが無い限り、男子のトップがそのまま、総合優勝になります。女性には・・ちょっと、厳しいかもしれませんね^^;
お疲れ様でした!
表彰を終えて、帰路につきます。Kiyo師匠の車に、幸いにも乗せて戴けることになりました。
トップランナーあるある:みんな仲良くなる
一緒に帰るメンバー、本日の成績だけを見ても、かなりの実力者たち。
いろんな大会の表彰式などで話すうちに、みんな仲良くなっていくそうです・・それにしても、すごいですね^^;
※筆者は10Km60位ですが、ありがたいことに同じ車に乗せていただきました(笑
トップランナーあるある:翌日の新聞に載る
翌日の上毛新聞では、ぐんま県民マラソンの特集が組まれていました!
それはもう、みんなデカデカと^^
フルマラソン総合優勝 松本さん!
地元Vサイタク 力の差を見せつける!
としふみ氏7位入賞!
写真つきで紹介されました。やったね!!
今回、トップ選手の走りを間近で見させていただきましたが、上位で活躍している選手の多くは、9日前の大阪マラソン、大井川マラソンなどを走ったばかりです。
連戦の中でもしっかりと、自分の力を発揮していく調整力には、ただただ驚くばかりでした。
今回、ほぼ一日を、こうしたトップ選手たちと過ごしたわけですが、今日の疲労度がこのくらいだ、次のレースは何だ、調整方法はこうだ・・等々、選手たちはさまざまな情報交換をしていました。
若いからとか、才能が有るからとか、そういうことだけでなく、ランニングに対する冷静で真摯な姿勢の積み重ねが、トップランナーたちの走力を作っているんだなと、改めて実感することのできた一日でした。
おしまい。