先ほどの記事で、大迫選手が日本新記録をマークしたと掲載しましたが、もう少し情報を追加したいと思います。
Result
公式結果
http://www.timetronics.be/results/nacht2015/event047h01.html
5000mのAレース、日本人選手は4名出場していました。
1 GEBREMESKEL DEJEN ETH 13:05.38
2 ABDI BASHIR BEL 13:06.10
3 TRUE BEN USA 13:06.15
4 ROP ALBERT BRN 13:06.74
5 JENKINS ERIC USA 13:07.33
6 OSAKO SUGURU JPN 13:08.40 日本新
7 FARRELL THOMAS GBR 13:10.48
8 KIPYEKO PHILIP UGA 13:10.69
9 KIMANI BENARD KEN 13:10.83
10 RINGER RICHARD GER 13:10.94
11 BURAAS SINDRE NOR 13:11.96
12 YOROIZAKA TETSUYA JPN 13:12.63 日本新
中略
19 MURAYAMA KOTA JPN 13:58.56
20 DOMOTO NAOHIRO JPN 14:17.23
レース映像(動画)
2時間28分40秒あたりから、男子5000mAレースの様子です。
前半積極的だったのは村山選手。
スタートから良い位置をキープして、前方を走っていたのは旭化成の村山紘太選手でした。
ただ、1500mを3分50秒くらいで通過したのが厳しかったのか、ずるずると落ちてしまいます。
最後まで勝負をしていた大迫選手。
一方、前半は後方を走っていた大迫・鎧坂両選手は、少しずつ人数が減っていく集団の中で、体力を温存しながら上手に走っていた、という印象です。
日本新を出した大迫選手は、ラスト一周に入る手前でわざわざ3レーンにまではみ出して、先頭を伺う姿勢を見せていました。
同じタイミングで、前を走るJENKINS ERIC選手(5位)が同じことを試みたのか、うまく前に出られずそのままラスト一周に入ってしまいます。
(TVのアナウンスでも ”Japanese Athlete Suguru Osako!” と言っているのが分かります。明らかに、前に出ようとしていました。)
最後はアフリカ勢のスパートに屈したものの、ラスト一周は57秒台と、素晴らしい走りでまとめた大迫選手。
しかし、レース展開を見る限り、最後の一周に入るまで余裕を持っていましたし、最後は勝負に敗れて意気消沈しながらフィニッシュしているようにも見えました。
ご本人は、まだ納得していないのかもしれません。いずれにしても、これからの活躍に期待したいですね!
世界陸上代表はほぼ確実!?
大迫選手は、先日開催された日本選手権5000mで2位でしたので、北京世界陸上の代表選考基準である「日本選手権の8位以内」の条件は満たしています。
もう一つの条件であった「参加標準記録の突破」をクリアし、さらに日本新というオマケつき?の結果ですから、追加招集される可能性は非常に高いと思われます。
(オマケなんて失礼ですね。すみません・・)
大迫選手の活躍が、より一層楽しみになってきました!!
追伸:町田市出身の大迫選手
大迫選手は、佐久長聖高校の出身ということもあり、意外と知られていない(?)のですが、Citymarathon.jpの拠点でもある神奈川県相模原市のお隣、東京都町田市のご出身です。
これからも当サイトでは、大迫選手の活躍を追い続けたいと思います!!