※2016.11.4 読者の方のご指摘により内容修正しています※
マラソンシーズンが開幕しましたね。
『**マラソンに出場します!私のゼッケン100番です!』
多くの市民ランナーが、参加案内ハガキなどを写真で撮影して、SNSやブログにアップしていますね。
でも、それね・・・
ちょっとまったぁぁぁぁぁーー!!
案内ハガキにある、バーコードみたいなやつ。
これ、何か知っていますか?
これは、カスタマーバーコードと言って、郵便局が送り先の仕分けを機械処理する際に必要となるバーコードです。
郵便物を大量に送る場合には、事前印刷しておくことで、郵便料金が割引になるサービスがあります(1000通以上が対象・3%引)。
そのため、多くのマラソン大会の参加案内は、カスタマーバーコードが印刷された状態で、郵便局に持ち込まれ、各参加者に送付されます。
余談ですが、カスタマーバーコードを印刷せずに持ち込んだ場合でも、郵便局側で郵便物に肉眼では見えないバーコードが印刷され、自動仕分けされます。郵便物をブラックライトで照らすと、見えるそうですよ。
と、、、
ここまで書けば、もうお分かりですよね?
カスタマーバーコードで、住所の特定が(ある程度)可能です。
厳密に番地までが分かるわけではないようですが、ある程度の範囲(**市**▲丁目ぐらいまでだったかな)までは特定できます。防犯のため、具体的な特定方法は公開されていませんが、
※読者の方からご指摘をいただきました。番地や号室まで特定可能です。バーコードから手動での解析は非常に複雑ではありますが、本気を出せば特定が可能です。ご注意ください。
また、郵便局関連の仕事をされている方や、”そういうのを解読できるツール”をお持ちの方であれば当然、アッサリと特定することが可能です(上記の通り範囲は限られますが)。
参加案内ハガキで、住所が書かれた部分を公開する人はさすがにいないと思いますが、
住所の特定が可能なカスタマーバーコード部分を、隠さずにそのまま公開してしまっている人は、まだまだ残っているように思います。
みんな、気を付けてね!
この記事に書かれていることを、悪いことを考える人に悪用されないか、心配でなかなか踏ん切りがつきませんでしたが、
未だにこの事実を知らずに、自分の住所(を異言語化したもの)を晒している人たちを見ていると、放っておくことはできず・・
手段を明かさずに、公開させていただくことになりました。
悪用するなよ!(マジで)
※ちなみに、晒してる割合はTwitterが一番多いような気がします(管理人調べ)