※2016/01/14少し内容更新
2016年、早いものでもう一週間が経ちました。
お正月に『今年の目標』を掲げた方も、そうでない方も、どんな一週間でしたか?
一週間=一年の2%
2016年は366日ありますので、そのうちの7日間は
7/366=1.92%
という計算になります。だいたい2%ですね。
お正月に立てた目標、2%ぐらい進んでいますか?
目標を達成するための日々の心がけ
目標を達成するには、日々の心がけと行動がとても重要です。
マラソンの目標も例外ではありません。
例えばマラソンで自己記録を5分短縮する!という目標である場合、
現在、順調にトレーニングが積めているのであれば、具体的にどのレースで何分ぐらい目標に近づけるイメージがあるとか、
現在、故障をしているのであれば、お正月よりも故障の具合が改善しているとか、新しい治療院の予約を取ったとか、
現在、秋冬のマラソンの疲労が残っているのであれば、お正月より疲労が抜けているとか。
何らか「目標に近づいている」「一週間前の自分より成長している」という実感はありますか?
はっきり言いますけど
そういう感覚がなければ、目標の達成は出来ないでしょう。
目標達成は、日々の心がけと行動が全てです。
人間は、20歳を過ぎれば、何もしなければ衰えていくだけです。
何もしなければ低下。
日々のルーチンをこなしていれば維持。
目標に向かって頑張っていれば向上。
科学的な仕組みは良く分かりませんが、大人の身体がそういうものだということは、経験的に分かることだと思います。
目標を達成するためのコツ
目標達成は技術です。
はっきりとそう言えます。
目標を達成するにはコツがあります。これらを点検していくことで、確実に、目標に近づくことが出来ます。
多くの自己啓発本などで、様々なコツが紹介されていますが、Citymarathon的には、以下の3つをおススメします。
1.目標に「日付」はあるか?
「目標からの逆算で考える」等とよく言いますが、とにかくスタートとして、
その目標、いつ達成するの?
がハッキリしていることが必要です。
目標とするレースはいつか。そのレースのエントリー合戦はいつか(ここ重要)。レースの何日前まで追い込めるか。レースの何週間前まで走り込めるか。
そして、何ヶ月前の**マラソンでは、何時間何分ぐらいで走れている自分でありたい。等々
日付を意識することで、達成への各ステップにも、日付が入ります。
日付が入ることで、目標達成のために「今」やるべきことを、認識することができます。
2.目標の「達成状態」をイメージできるか?
マラソンの目標であれば、具体的に当日、私はどんな感じで達成するのだろうか?
「マラソンでサブフォー!」が目標だったら、具体的に、
どの大会で達成するだろう?
晴れていたら、どんな服装で走っているだろう?逆に雨だったら?
中間地点はどんなペースで通過するだろう?その時の余裕度はどのくらいだろう?
30kmはどんなペースで通過するだろう?その時の余裕度はどのくらいだろう?
「目標の達成状態をイメージする」ことは、目標に至る過程の具現化につながります。
中間地点を、目標とするペースで余裕を持って通過しなければならない。でも現状、その力は無い。
ならば、どんなトレーニングをすべきか?
ハーフマラソンを何本走っておけば、その感覚をつかめるだろう?
あのハーフマラソンでは、何時間何分ぐらいで走れれば良いだろう?
そんなイメージが、より一層作りやすくなるのではないでしょうか。
高すぎる目標に気付くきっかけにもなる
別の言い方をすると、
年頭に立てた目標が、達成できないような高すぎる目標であれば、この段階で気が付くことができます。
『そんなペースで最後まで走りきれる自信がない・・』
『自分をそこまで高められるイメージが沸かない・・』
それは絶対に達成できない目標です。
3.達成に至る途中にある「壁」をイメージできるか?
目標達成に至るまでの過程には、必ず壁が待っています。
良い練習が出来ているのに、レースで結果が出ないこともあるでしょう。
レースにうまく調子が合わせられないこともあるでしょう。
不慮の事故、仕事の多忙、等々、不可抗力が発生するかもしれません。
また、マラソンの走力が上がっていく過程の中で、おそらく一度くらいは「30km走で過去最高のタイム」とかいう練習があるかもしれませんが、たいていの場合、その後は故障や不調が待っています(目標達成への階段を上っていく中で、「練習で良い走りが出来た後の休養」は、盲点になりやすいもの)。
過去のトレーニング結果を振り返り、トレーニングで「壁」だと感じた事柄は、どんな場面で訪れているか?
それらを振り返ることで、「非現実的なスケジューリング」を予防することができます。
「会心の走り」ができるのは、年に何回も出来るものではありません(それを練習で消費してしまうことだってあるでしょう)。
練習で無理なペース設定・スケジューリングをしない。
狙ったレースの後は、十分な休養期間を設ける。
調子が合わなかった時のために、予備レースを考えておく。
等々、全てが順調にいかないことを前提に目標を立てましょう。
皆様が、2016年の目標を達成できるよう!
心から、お祈りしています!!!
それ、いつやるの?
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