本日、関東一円で、雪が積もっているようですね。まだまだ降っています。どこまで積もるのでしょうか。
雪国の方から見ればたいしたことはありませんが、特に都心は雪に対して脆弱なので、5cmの雪でもトラブルが絶えません。
そんな、雪に脆弱な都心で暮らす ”ランニングコーチ” の皆様は、雪が降るとたいてい、『外で走ってはいけない!』と声高に叫ぶのですが、雪国出身の管理人にとってはよく分からない話。
ということで、雪道でも今日は走らなければいけないんだ!!という事情をお持ちの方へ、雪道ランのアドバイス。
雪道だって、走れます!!それなりに注意は必要だけど!!
まず、基本的には以下の選択肢から選びましょうね。笑
- 商店街アーケード、立体駐車場など、屋根のあるところで走る
- スポーツジム、自宅で筋トレなど、室内でできる運動をする
- いっそのこと、休んでしまう(サボりではなく、雪がなくなったときに思い切って走れるよう疲労抜き)。
なのですが、それができる人は、このページにたどり着く用事もないわけで。笑
どうしても外で走りたい場合
- スノートレーニングシューズ(雪道用のシューズ)等を履く
- 雪道は、雪が無い(アスファルトが出ている)場所を選んで走りがちですが、それが一番危険です。完全に雪が無ければ良いですが、シャーベット状になっている場所は滑りやすいだけでなく、凍っている可能性もありますので、できるだけ避けましょう。
- できるだけ、雪の積もっている箇所を選びます。最下面がシャーベット上になっている場合でも、多少クッションになり、滑りを和らげてくれます。とはいえ、10cmを超えるような積雪箇所は脚が運べないので、5~10cm程度が妥当なラインでしょうか。
【雪道ランニングのリスク】
- もちろん、「滑りやすいので危険」は最大リスク。
- 霜焼けのリスク(靴の全面にガムテープを貼るだけで、だいぶ和らぎます)
- 視界が悪いことによる事故のリスク
- 雪を踏むような走りになるので、フォームが変わってしまうリスク(レース前だからと無理に雪道を走るのはあまりお勧めできません・・)
まとめ
CityMarathon.jpでは、管理人が『雪だから走っちゃダメ!!』という一辺倒かつ単純なアドバイスが大嫌いなので、あくまで『リスクを理解し、自己責任でやりましょうね!』という立場です。
ただ結局のところ、雪道で走るには、かなりの割合で「慣れ」が重要になってきますし、路面の状況を見分ける判断力、動体視力がなければ、単に危険なランニングになってしまいます。そのあたり、自分なら大丈夫!という方が、走ることそのものを責められるものではありません。
健康管理とリスク管理をしっかり行い、家族や職場に迷惑をかけぬよう、慎重に行動を選択しましょう。
そして、関東の雪は多くの場合、長続きしませんから、雪道ランで脚を痛めて、雪が止んだ時には絶賛リハビリ中・・なんていう悲しいことにならぬよう、リスク回避をすることも、大事な選択肢の一つとして・・。
おしまい。