市民ランナーにとって、トラックでのレースというのは、どうしても敷居の高いもの。
中でも、日体大記録会といわれるマンモスレースは、そのレベルの高さから、市民ランナーにとっては縁の遠いもの・・・かどうか、皆さんにご理解いただくために、私、
市民ランナーを代表して!?日体大記録会を丸一日、観戦してみました。
ちょっとまめちしき
【日体大記録会】
日本国内の陸上競技記録会の中で、おそらくダントツで大きな規模の記録会。
近年は、男子5000mの参加者が非常に多いため、初日に他の全種目(男女800m・男女1500m・女子3000m&5000m・男子10000m)、2日目男子5000mのみというプログラム構成になっている。
中でも11月末や12月頭に開催される日体大記録会は『ゴールデン日体』と呼ばれ、中長距離ランナーの一年間の総まとめ的な位置づけになっており、組数が非常に多く、トップのレベルが高い。
市民ランナーが出場する条件
- 日本陸連に登録している(いわゆる陸連登録者)
- (5000mの場合)18分30ぐらいで走りきれる走力がある
ちなみにこの走力レベルは、男女ともに同じくらいなので、女性で市民ランナーの参加はほとんどありません。3000mであれば12分前後でも参加できますので、国際ランナーであれば、現実的かもしれません(それでも、かなり限られますが・・)。
男子で5000m18分30秒といえば、フルマラソンで言うとサブスリー前後の人に多い記録ですので、参加を検討してみてもよいかもしれません。
【組分け】
すべての種目で、申告タイム順に、1組目が一番遅く、最終組が一番速い人が走ります。
【ゴールデン日体の5000m】
今回、12月7日に開催された男子5000mは全部で41組。総勢約1000人のランナーがエントリーしていました。
そのため、1組目は朝8:00スタート、最終組は夜20:46スタートと、約13時間超の長丁場です。
26組目以降なんて、組数多すぎて、5000mなのにスタート間隔が18分しか確保されてないんです。20分じゃダメなんです。その2分すら縮めたいぐらい、組数が多いんです。笑
(なお、春~初秋の日体大記録会は20~30組なので、10時ごろスタートの、ゆったりめのスケジュールで進みます・・)
そんな、”ゴールデン”な日体大記録会を丸一日観戦していたら、これまで知ることの出来なかった、新しい「ニッタイの秘密」をいくつか、知ることが出来、また、偶然にも大記録の誕生に立ち会うことができました。
そんな、日体大記録会の一日を、ご紹介!
ちょっとブレイク CityMarathon.jpシンボルアスリート(笑)大黒選手就任会見の様子と結果報告