日本のクロスカントリーコースをご紹介する「クロカンコース探訪」。
第6回は、静岡県御殿場市、富士山の麓にある「富士のさとクロスカントリーコース」をご紹介します。
「国立中央青少年交流の家」内にあります。汗
いきなりですが、このコースは素晴らしいコースなのですが、一番の難点は「入りづらい」こと。
それは物理的な話ではなく・・・
基本的に、青少年交流の家の設備ですので、とっても入りづらい(おそらく公式にコースだけの利用を許可しているわけではないと思う)です。笑
ただ、現状は富士登山駅伝の中継所(試走に使われることが多い場所)ということもあり、駐車場・トイレ等について、ランナーの利用を黙認してくれているようです。
職員の方の指示に従い、感謝を込めて利用しましょう。
そして職員の方と目が合っても逃げないようにしましょう。笑
※訪問は自己責任でお願いします。本記事は、国立施設の無断利用を推奨するものではありません。
1600mの周回コース、距離表示は500m毎
一周は1,600m。
500mごとに距離表示があります。
富士山の麓とあって、斜面に作られたコースですが、意外にも平坦な箇所が多いです。
路面はウッドチップまたは芝生
コースの約6割程度がウッドチップ(やや大きめの破片)で、残り4割が芝生。全コースがオフロードとなっています。
ロードの箇所も、ちゃんとカバーをかけてくれている。
あの金哲彦さんが監修!
コース案内板には、ランナー界では知らない人が居ないといわれるアノ有名人のお名前が。
金哲彦さんが監修されたコースだそうです。
全体を通してアップダウンが多くあり、脚作りには最適なコース設定です。ただ、他のクロカンコースと比較すると、「長く続く坂」がなく、アップダウンは小刻みに、急坂が多いです。
だけど、階段がある・・・
おそらく止むを得ない事情だと思いますが、コースには、全部で3箇所(上り2回、下り1回)の階段があります。
上りの階段はまだ良いのですが、くだりの階段はペースダウンをする他無く、ちょっと突入が怖いです。笑
その他、施設内には400mのトラック(デコボコの土ですが・・)もあります。
国立青少年交流の家では、いわゆる「青少年の家」系の集いや清掃ルールさえ守れば、安価に団体宿泊が可能です。
ここでマラソン合宿!なんていうのも、良いかもしれませんね。