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日体大記録会5000mを、丸一日観戦してみた<最終章>41組 高校生3選手による大記録の誕生

投稿日:2014年12月29日 更新日:

1組目がスタートする8時00分から、40組が終了する20時45分まで、およそ13時間、途中休憩をはさみながらも、レースを見続けてきました。

そして・・・残るは最後の一組。

エントリーを見る限りでも、日清食品G(佐藤悠基選手、若松儀裕選手)、外国人選手3名、セキノ興産、小森コーポレーション等々、いつもよりは少ないものの、蒼々たるメンバーが集うレースとなりました。

スタート直後から、速い速い!!

 

1000m通過、2分45秒!

映像は1800m付近ですが、一番衝撃的だったのは、2分45秒ペースで走る集団の中、佐藤悠基選手だけはジョギングのような余裕の走りなのです。

後ろから3番目くらいを走る佐藤選手。ラクそうに走ります。2分45なのに!!

032日体大記録会佐藤悠基

033佐藤悠基選手

佐藤悠基選手の走りは際立って安定しているので、こんな暗い状況下で、iphoneで撮影していても、佐藤選手だけはピントが合わせやすいです。笑

 

佐藤選手は時々、チラチラと後ろを気にする素振りを見せています。

おそらく、今日は本気レースなのではなく、チームメイトの若松選手のペースメーカーをしている模様です。

 

そして・・・ラスト!

 

ラスト一周に入った時点で、コニカミノルタのサムエル・ムワンギ選手が飛び出しているのですが、それをラスト100mで大阪ガスの岡崎達郎選手が捕まえ、トップでFinish。

外国人選手に、日本人が競り勝った!と思っていたら、そのあとにFinishする集団では、高校生3人が13分台をマークするという快挙。

しかも、その中で、5着の遠藤日向選手は、高校1年生初の13分台!!

 

彼らの快走、仲間と喜びを共有する姿に、胸を打たれると共に、ついに高校1年生が13分台か・・・と、高校生ランナーの進化を感じるレースでした。

<41組目>先頭13分53秒 /最下位14分39秒(26着)/13分台8人

 

そして、終了。

20時59分、長かった一日が終わりました。

長かった・・とはいえ、一つ一つの組の展開が非常に早いので、ボケッとしていると、あっという間に終わってしまいます。笑

知り合い選手の応援をしながら、同日開催の福岡国際マラソンのアップデートを見ながら、時々自分の練習もしながら、ご飯を食べながら・・という一日は、ほとんど休む暇もなく、過ぎていったような印象です。

 

夕飯は、青葉台「めしや」へ!

Nakayama選手のお父様にお誘いいただき、夕食は青葉台駅近く(とはいえ、歩くと少し距離がありますが)にある『めしや』さんへ行きました。

035青葉台めしや

お店の中は、案の定、記録会後の学生たちで賑わっていました。

ボリューム満点の定食が、体育学生たちのお腹を満たすでしょう・・・と思ったら、量は案外普通でした(やや大盛りぐらい。学生じゃないから、調整してくれたのかもしれません)。

035青葉台めしやメニュー

めしやメニュー。学生向けと考えると、少々お高め?ですが、味は非常においしかったです。

 

なんだか、締まりのないシリーズ締めですが、12月7日(日)の日体大記録会観戦日記、以上で終了です。

お付き合いありがとうございました!!

 

ここまでの記事を、まだ読んでない方は、こちらから!!

第一章 1組~10組 市民ランナーの闘い

第二章 11組~20組 市民ランナーの雄たちの走り

ちょっとブレイク CityMarathon.jpシンボルアスリート(笑)大黒選手就任会見の様子と結果報告

第三章 26組 インターナショナルな高速レース

第四章 27組~35組 1km3分を切る世界

第五章 36組~40組 一流ランナーの走りと、夜の知られざるニッタイ

最終章 41組 高校生3選手による大記録の誕生

おまけ:選手たちの足元(足音)映像集

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